<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:永瀬 純三 論文名:学校における登校拒否 雑誌名:文部時報 巻 NO1388 号 ページ: 30 〜 33   年: 1992.8 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 学校における登校拒否生徒の指導は困難も少なくない。それは、登校拒否の背景・要因 が複雑であること、学校の指導体制・指導方法などが十分に整備確立されていないこと、 指導に関わる学校と家庭や関連機関など相互の連携が実際には容易でない面があることな どからである。 また、現に登校拒否の状態にある生徒の指導が重要であることは言うまでもないが、学 校はこれまで対症的な指導のみ目を奪われ、登校拒否生徒のそれまでの学校生活における 問題点や不適応傾向に目をむけて積極的、予防的に生徒の学校生活の充実を図るという視 野に乏しかった面が見うけられる。今後の取り組みとしてこの点に関する方策を積極的に 進める必要があると考える。 学校での指導対応の例として、家庭との連携を図るケース、相談室登校など段階登校を 行いながら教室復帰を図るケース・本人が引きこもってしまっている場合の相談機関の利 用などがある。電話・訪問などで本人との接触を無理のない形で保つよう心がけ、形式的 に登校を促すことは避け、状況に応じて保護者とともに方策を話し合うことを基本とした。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 三嶋 陽介 1998.8