<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>>

論文名:在日外国人に対する公的年金と兵庫県の取り組み

雑誌名:兵庫県地域国際化推進基本指針 カウンターレポート

多様で豊かな社会の実現を目指して

ページ:14〜15   

年:1998年8月

<<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>

*引用は「」でくくり、その後にページ数を明記

在日外国人は長い間、国籍条項によって公的年金の対象から除外されていた。1982年の

難民条約締結に基づき国籍条項は排除されたが、経過措置が不十分なため無年金者が生じ

る事態が起きている。1994年の国民年金法改正時には「無年金者に対する対応の検討」

を掲げたがいまだに放置されたままだ。1996年には日本弁護士連合会よりその矛盾が指

摘されている。

「外国人県民の母国との年金通算の実施要望に関して、日本の対象国は、西洋諸国(ドイ

ツとは交渉成立。米国・英国検討中)が主な対象になっており、在日外国人の大多数が居

住しているアジア諸国に対する取り組みは不十分であると考える。要望だけではなく兵庫

県独自の調査などを行い具体的な提案が必要である。」(14ページ)

また無年金者に対する自治体独自の給付金を年金制度から切り捨てられた在日外国人を支

援するためにも国民年金にみあうだけの額にする必要は十分にある。

<<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>

吉坂有香 9月23日(水)