U.調査1:日本版CASQCASQ-KG)の作成

 

 *以下の調査は、立木ゼミの1998年度卒論グループ8(角谷・谷・森本)と共同で行った。

 

目 的

 子どもの楽観的説明スタイル測定尺度であるSeligman1991)のCASQChildren’s Attributional Style Questionnaire)を改変し、日本版CASQ(以下、CASQ-KGと呼称)を作成する。作成の際、以下の点に考慮する。

  1. 日本の文化的背景に合っていること
  2. 幅広い学齢層の子どもたちに利用可能であること
  3. 質問項目が少なく、項目の内容が簡潔であること
  4. 場面の領域を限定せず、子どもの生活全般に渡っていること