<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:デボラ・J・スティペック 論文(章のタイトル)名:第7章 強化理論から認知論へ 書籍名:子どものモティべーション 〜「やる気」をうみだす行動学〜 出版社名:二瓶社 監訳者名:佐久間 徹 ページ:111〜128    年:1990 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約・要約日>>>>>>>>>>>>> 達成行動を起こす動機、すなわち達成モチベーションについての考え方には、強化理論と 認知論という二つの異なる立場がある。強化理論では、観察可能な要素のみを取り上げる 機械論に立つので、強化や罰といった個人をとりまく環境そのものを重視する。一方の認 知論では、不可視な要素にも目を向け、個人の環境の受けとめ方に注目する。認知論に立 つものとしては、主にアトキンソン、ロッター、ウェイナーの理論が挙げられる。アトキ ンソンは成功に対する期待と達成ということの価値に、ロッターは行動と報酬の関係につ いての認識に、ウェイナーは達成できた原因についての認知に、それぞれ重きを置いてお り、内面の動きを捉えるという意味で同じ認知論に立ちながらも、その捉え方は大きく異 なっている。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 田川ゆう子・1998年8月22日