<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:石田 一宏 論文(章のタイトル)名:第4章 五つのタブーと三つの原則 書籍名:キレる子、キレない子  精神科医からのメッセージ 出版社名:大月書店 ページ:57〜82    年:1998 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約・要約日>>>>>>>>>>>>>  子どもと「キレる」こととの関係においては、子どもがストレスを乗り越える体験が重 要だが、以下にあげるような大人側の誤った子育て・教育によって、それが妨げられてい る可能性がある。 1.発達段階に合わないストレスを与えることによって、「努力しても無駄だ」という学 習性無力感を抱かせる 2.子どもの行動の露払いをして、自分で考えるというストレスを体験させない 3.一つの結果に対して全面的なマイナス評価をし、だめな自分という自己像を形成させ てしまう 4.同時に多くの課題を与えることによって、充実した達成感を奪い、神経を疲労させる 5,要求をすべてかなえてやる(甘やかす)ので、サバイバルする力が育たない  これら大人の強い圧力下で育った子どもは自分に自信やアイデンティティがない。大人 は、ストレスに立ち向かい乗り越えようとしている子どもに決して過干渉にならず、よい 聞き手として子どもの成長を見守ることが求められる。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 田川ゆう子・1998年10月26日