<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:新名 理恵(旧姓 小島) 論文名:ASQ日本版による大学生の原因帰属スタイルの検討 雑誌名:日本心理学会第48回大会発表論文集 ページ:619    年:1984 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 日本の大学生の帰属スタイルと抑うつ水準との関係・性差・出来事の重要性との関係を調 べ、米国の大学生と比較検討した。ASQ日本版とSDS(Self-rating Depression Scale)日 本版を都内の大学生224名(男子105名、女子119名)に実施。抑うつ水準の低い 学生では、日本人は米国人よりも負の抑うつ的帰属スタイルをもっていた。また、日本の 学生は出来事が重要であるほど、正・負どちらの出来事に対しても内的・安定的・全体的 帰属をしていた。従って、一般に日本の学生は、重要な負の出来事に対して、負の抑うつ 的帰属スタイルを示す傾向があるといえる。主な性差は、コントロール可能性の帰属次元 に認められ、女子では抑うつ水準が高い学生ほど原因はコントロールできないと認知して いたが、男子学生においてはこの関係は不明瞭であった。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 田川ゆう子・1998年12月