<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:Gladstone,-Tracy-R.-G.; Kaslow,-Nadine-J.; Seeley,-John-R.; Lewinsohn,-     Peter-M. 論文名:Sex differences, attributional style, and depressive symptoms among     adolescents. 雑誌名:Journal-of-Abnormal-Child-Psychology 巻 : Vol 25 号 : (4) ページ:297〜305    年: 1997 Aug <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 高校生における帰属スタイル、性、抑うつの症候と診断法を探った結果、以下のようなこ とがわかった。(1)男女ともに、抑うつ傾向が高い者ほど抑うつ的な帰属スタイルをも っている。(2)過去にうつ病にかかっていた者、あるいはまったくかかったことのない 者に比べて、最近のうつ病診断基準に合致する男女は、より抑うつ的な原因帰属をする。 (3)良い出来事・悪い出来事、あるいはそれらに結びついて浮かび上がる出来事に対し て、男女差は見られなかったが、次元の数においては差が現れた。(4)CASQの下位概念 と次元数とを掛け合わせたところ、原因帰属と自己申告による最近の抑うつ傾向との関連 性は、男子より女子の方に強く見られた。(5)? この大まかな尺度から複雑なものを 発見し、方法論的に洗練された研究が求められる。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 1998年11月7日・田川ゆう子