<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:Franklin,-Kathryn-M.; Janoff-Bulman,-Ronnie; Roberts,-John-E. 論文名:Long-term impact of parental divorce on optimism and trust : Changes in general assumptions or narrow beliefs? 雑誌名:Journal-of-Personality-and-Social-Psychology 巻 : Vol.59 号 : (4) ページ:743〜755    年:1990 Oct <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 自己や他人に対する信頼性に対し、両親の離婚が長期に与える影響を、2つの研究によっ て調べた。研究1では、8つの基本的な仮説やうつ度において、離婚を経験した大学生と そうでない学生との違いは見られなかった。しかしながら両親が離婚している者は、自分 自身の結婚がうまくいくことに対して、より低い楽観度を示した。人の慈悲心に関する仮 説は、親が離婚したグループの結婚への楽観度を最もよく説明していたが、そうでないグ ループについては違っていた。研究2では、慈悲心に関する仮説が、信頼感の見地から探 られた。離婚を経験した大学生とそうでない者では、結婚に関する信念にのみ違いがあり、 一般的な信頼感については違いがなかった。離婚経験者は将来の配偶者に対する信頼度が 低く、結婚に関してもより悲観的であった。実地の分析の結果、もといた家庭での争いが、 信頼の全てのレベルに対立的に反映していることがわかった。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 1998年11月8日・田川ゆう子