<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:石田 梅男 論文名:教師の自律支持教育が児童の内発的動機付に及ぼす効果 雑誌名:日本心理学会第61回大会発表論文集 ページ:74      年:1997 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 目的:児童が自らの自己概念・共感や好意・正義について 倫理的な人格形成を行なう際の、内発的動機付けに対して、教師の自律支持教育が及ぼす効果を実証し、教育現場における自律育成の過程モデルを提唱する。 方法:回答結果の秘密保持を明言した上での質問紙調査法。福岡県の小学校5・6年生を対象とする。質問紙における変数は@教師の動機づけ機能 A児童の動機づけ・認知のスタイル B児童の自己概念 C児童の道徳性 の4つを定めた。 結果:@はAの最良説明変数であり、AはCの最大予測因であるとこが分かった。このことから、(1)児童の道徳性は自律から生まれている。(2)教師の自律支持教育は「応答的教育」の機能を測度化したものであり、主に希絆性の享受と有能感の支持から成り立っている。という2つの教育心理学的な意味がある。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 熊田 圭子 98.8.6要約