<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:岡安孝弘・島田洋徳・丹羽洋子・森俊夫・矢冨直美 論文名: 中学生における学校ストレスの研究 雑誌名:日本心理学会第55回大会発表論文集 ページ:431 年: 1991 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  中学生が日常の学校生活における不快な出来事をどの程度経験し、評価しているかを調 べる尺度の作成と、ストレス経験がストレス反応にどのように影響しているかを検討する ことを目的とする。 方法:埼玉県内の中学1.2年生(656名)を対象に、無記名方式でのアンケートをク  ラス単位で実施した。有効回答者552名について分析を行った。 材料:ストレッサー尺度として、中学校教員3名による聞き取り調査に基づいたストレス  事象72項目に対して、その経験頻度と嫌悪性を4段階で評定することを求めた。   また、ストレス反応尺度として、新名ら(1990)による心理的ストレス反応尺度  (PSRS)の情動的反応、認知・行動的反応の項目を基礎とし、身体的反応などを加  えた59項目について4段階での回答を求めた。 結果と考察:因子分析を行った結果、ストレッサー尺度において4因子(対担任教師、対  生徒、対部活動、対学業)が、ストレス反応尺度については3因子(情動的反応、身体  的反応、認知的反応)が抽出された。また、重回帰分析の結果、学校でのストレッサー  特に学業に関するストレッサーが心身のストレス反応に大きく影響していることが明ら  かになった。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 1999.2.11 熊田 圭子