<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:榎本博明 書籍名: 性格の見分け方 出版社名: 創元社 年: 1996年 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> ●性格の定義 様々な定義があるが、この本では「一人一人の行動(思考や感情も含める)を決定付け る心身統一的な体制で、持続性・一貫性をもつが、決して固定的なものでなく、絶えず発 展しつつあるもの」(P29,l3)と定義している。 ● 性格の性質 @ 場面変動性…多くの人々に一定の法則性があると考えられている。一般的法則。 A 個別法則性…個人差や、個人の内的な法則性。 B 形成要素…人の一般的性質に加え、遺伝や素質(個人としての独自の性格)・環境・経 験(役割性格。習慣化した社会的な役割が性格に浸透)によって形成される。 ●性格決定(豪・ローラッヘルより) @ 心的諸特性への素質は遺伝する。 A どの素質がどこまで発達するかを決定するのは環境である。 B 非常に強い素質はどんな環境でも発展する。 ● 家庭環境と性格形成 育て方によって形成される性格は異なるものになる。サイモンズによると母親の養育態度 は10類型(支配的・構いすぎ・保護的・甘やかし・服従的・無視・拒否的・残酷・民主的・専制 的)に分けられる。また、子どもの性格によって親の養育態度に差が見られる。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 熊田 圭子 1998.11.4