<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:G.W.オルーポート 書籍名:偏見の心理 出版社名:培風館 年:1968 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>   一般的に考えられている偏見は、“十分な証拠なしに他人を悪く思う事”である。しか し、この定義は、否定的な偏見についてしか述べておらず、十分ではない。偏見とは実際 の経験より以前に、あるいは実際の経験に基づかないである人とか事物に対して持つ、好 きとか嫌いとかいう感情なのである。しかし、十分な根拠と不十分な根拠の間に厳密な区 別をする事は不可能である。われわれはほんのわずかな事実を軽率にも一般化しようとす る。これは“思い違い”であり、新しい知識が表れてもそれが改められない場合にのみ偏 見となる。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>                中村晶子 6月24日