<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:桜井信也 論文(章のタイトル)名:第1章 本来的自己の測定尺度             2.自己意識尺度  書籍名:(社会心理学における)自己測定尺度 出版社名:ソフィア 年:1993年 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> 自意識(自己意識)は、     【1】私的自意識     【2】公的自意識 という二つの異なる性質の因子からなる。 【1】私的自意識とは、他者には直接的に知られることのない自己の内面に目を向けやす い傾向を指し、【2】公的自意識とは、他者に見られる自己、つまり対人関係における自 己に注意を向けやすい傾向を指す。従って、【1】は自己本位的、【2】は他者本意的な性 質をもつ。 自意識特性の個人差を測るための自意識尺度は、     【1】私的自意識【2】公的自意識【3】社会的不安 の三つの下位尺度から作成される。【3】は【2】の強い人が持ちやすい不安である。 私的自意識と公的自意識の強さが個人の行動に発現することが分かっており、     【1】私的自意識の強い人は、自分の感情に敏感であり、他者による暗示を受け     にくく、信念と一致した言動を示す。     【2】公的自意識の強い人は、他者の態度や評価に敏感であり、他者の意見に     左右されやすいので、信念と言動が一致しにくい。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               大町麻実子・8月8日