<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:菅原 健介 論文(章のタイトル)名:4.はじらいと自意識 書籍名:パッケージ・性格の心理 D自分の性格と他人の性格 書籍編著者(もしくは共著者)名:監修・詫摩 武俊 出版社名:ブレーン出版 ページ:P41〜53 年:1986年 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  公的自意識の高い人の持つ特徴として、   @他者に対する承認欲求が強い(拒否されたくない、賞賛されたいなど)   A他者の行動の原因を自分自身に帰属させやすい が認められている。その人は、対人場面において自分がいかに他者から関心を持たれ、そ のふるまいが影響を与えるものかを意識しながら行動する。  以上を踏まえて自意識の高まりやすい対人場面を考えると、以下の4つに分類でき、自 意識の高まりと共に生じる不安、すなわち羞恥感も同様に分類できる。 @ 自己の劣等性が露呈した場面…人前で転ぶ、酔って他者に迷惑をかけるなど、                  非難や嘲笑される状況                         ↓                  屈辱だ、体裁が悪い=【公恥】 A 他者の存在感の大きさに…友人が自分よりはるかに能力があると気づく、会議で                                          圧倒される場面     他者の迫力に気押されるなど、自己の存在が脅かされる                状況                         ↓                気おくれする、のまれる=【気おくれ】   B他者から注目され、評価される場面…多くの人を前にして話す、好きな人とのデー                     トなど、自分の社会的評判が左右される状況                         ↓                       恥ずかしい、あがる、照れる=【対人緊張】   C自己の役割を見失う場面…話題につまり沈黙が続く、まわりが自分の知らない話題                盛り上がるなど、居場所を失い溶け込めない状況                         ↓                しらける、気まずい=【対人困惑】 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               大町麻実子・9月30日