<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:菅原健介 論文(章のタイトル)名:第1章 自己意識理論とその展開             重要研究1−3 「自意識」の強さを測定する              ・フェニグスタインらの自己意識特性の測定に関する研究 書籍名:人間関係の中の自己 書籍編著者(もしくは共著者)名:齊藤勇 菅原健介編 出版社名:誠信書房 ページ:P12〜14 年:1998年 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  社会心理学において、個人の自己への注意が行動に影響を与えることが明らかにされて いるように、「自己を意識する」という人間の活動は大きな関心を持たれてきた。外見を 気にしすぎる人や、常に自問自答を繰り返す人もいれば、逆に全く自分には無関心な人も いる。そこで、フェニグスタインらは自己への注意の向け方や関心の強さには個人差があ ることに注目し、自己の内面/外面に対する注意の個人差を『自己意識特性』と呼び、自 己意識特性尺度の開発に取り組んだ。そして因子分析の結果、以下の3つの因子が抽出さ れた。  1.自己の内面に対する関心の因子で、「私的自意識」である。  2.他者に影響を及ぼす自己の対人的側面に対する因子で、「公的自意識」である。  3.他者がいる場での不安感の因子で、「対人不安」である。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               大町麻実子・10月22日