＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜雑誌掲載論文用カード情報＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
著者名：Clare V. Lincoln, Pat McGorry
論文名：Who Cares? Pathways to Psychiatric Care for Young People
        Experiencing a First Episode of Psychosis 
雑誌名：Psychiatric Services
巻：Vol.４６
号：No.１１
ページ：Ｐ１１６６〜１１７１　　　
年：１９９５年
＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜５００字程度の要約＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
　心理的な問題（psychological problems）に対する援助要求(help seeking)を説明する
モデルは、援助を求めるという決断が多くの要因に影響されることを示している。そのモ
デルは以下の４つである。（Ｐ．１１６８）
１． 問題の厳しさ（severity of the problem）
２． 援助要求に対する個人の傾向（individual's propensity to seek help）
３． サービスへの接近しやすさ（accessibility of services）
４． 代替資源の利用可能性（availability of alternative resources）
 また、性（gender）、年齢(age)、個人的差異（individual differences）も援助要求に
影響を与える。
　青年期になると専門家の援助の適切さに対する考えを持つようになり、メンタルヘルス
の有効性は過大評価／過小評価され、しばしば非専門家の援助の方が好まれることもある。
そしてこの評価の認識の働きが、青年期の援助要求の中核をなしている。
　精神病に対するネガティブなステレオタイプ（negative stereotypes of mental 
illness）、サービスへの不安（fear of services）、サービス利用につきまとうスティグ
マ（stigma associated with using services）は積極的な援助要求を妨げるのである。
＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜要約者担当者名・要約日＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
　　　　　　　　　　　　　　大町麻実子・１１月１０日