<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:Bernard Weiner, Raymond P.Perry and Jamie Magnusson 論文名:An Attributional Analysis of Reactions to Stigmas 雑誌名:Journal of Personality and Social Psychology 巻:Vol.55 号:No.5 ページ:P738〜748    年:1988年 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  身体障害を持つ人はしばしばその存在帰属を自問するが、このような探求は身体上の異 常に限ったことではない。スティグマはそれ自身が原因を伴い、属性と結びついているも のなので、それ以上の追求は必要ない。例えば薬物乱用は精神的弱さ、エイズは異常な性 行為と結びつけられる。帰属理論によると、認知されたスティグマの原因はスティグマ化 された個人への感情反応(怒り、哀れみ)や、将来的予測(回復の見込み)などの反応を 決定づける。  先の研究によると、失敗の原因が制御可能(controllable)なら(個人の努力不足、意 志の弱さ)、その人には同情よりも怒りが向けられる。逆に制御不可能な(uncontrollable) 原因なら(能力に欠ける、外的な妨げ)、怒りよりも気の毒がられ、助けを得られるとい う。  また、変わりやすい(unstable)原因ならば将来の成功、すなわち回復が見込めると いう信念が増幅される。一方、永続性のある(stable)原因で、改善の見込みがなければ 失敗にはさらなる失敗が続くと予想されてしまうのである。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               大町麻実子・11月14日