<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:Buss,A.H. 書籍名:Self-consciousness and theory 出版社名:San Francisco, Calif.: Freeman 年:1980 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  自覚状態を私的・公的の2種類に分け、自己に注意が向かいやすい傾向の個人差を考え た自己意識理論(self-consciousness theory)を提唱している。 @ 私的自覚状態(private self-awareness)は自分の感情や動機などの私的自己に注意 が向いた状態であり、私的自己意識の強い人が体験しやすく、鏡や内省によっても引 き起こされる。そして、注意された私的な側面をより理解させ、感情や動機を強める 効果をもっている。 A 公的自覚状態(public self-awareness)は容姿や振る舞い方などの、他者が観察で きる公的自己に注意が向いた状態を指す。他者に観察されたり、テレビに映る自分を 見たときの状況によって引き起こされる状態である。  また、ここでは公的自己意識の強さと対人不安傾向との関連性が指摘されている。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               大町麻実子・1月7日