<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:F.P.バイスティック著/・尾崎新・福田俊子・原田和幸訳 書籍名:ケースワークの原則−−援助関係を形成する技法 出版社名:誠信書房 年:1996 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> *引用は「」でくくり、その後にページ数を明記 援助関係というのは、「ケースワークの魂(soul)」であり、援助過程を人間としての 体験に育てる「活力(spirit)」でもある。また、人間が誰でも尊厳と価値をもつ存在で あることを認識する真の民主主義がもつ哲学を体現する臨床行為にケースワークを育てていく ものである。さらに、ワーカー自身の人間的成長をも導くものでもある。したがって、 援助関係はケースワークを真に専門的なサービスに発展させるものである。  援助関係を形成する諸原則には、次の七原則がある。 1.クライエントを個人として捉える。2.クライエントの感情表現を大切にする 3.援助者は自分の感情を自覚して吟味する。4.受けとめる。クライエントには 尊厳と価値があるという認識をもち、あるべき理想像を押しつけるのではなく、現実の あるがままの姿で把握し接すること。5.クライエントを一方的に非難しない 6.クライエントの自己決定を促して尊重する。7.秘密を保持して信頼感を醸成する。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>               山田陽子・12月20日