<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:石垣馨・西條修光・佐藤雅幸・須田和也・高田正義・高橋伸次・財部重孝・時本敏幸・ 本間正行 書籍名:入門 スポーツの心理 スポーツ実践研究会編 出版社名:不昧堂出版 年:H9.4.15 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> *引用は「」でくくり、その後にページ数を明記 スポーツにおいて、成功する要因を探す。 個人としては必要なことをあげる。まず、明確な目標の設定を行い、その目標へ向かってのやる気を 起こすことである。また、体験を積み重ね自信をつけることでさらに高いやる気を起こすことができ る。しかし、結果に対する原因を自分の能力や課題達成の難易性などコントロール不可能な所へ持 っていってはならない。努力や運などのへ持っていくことが挑戦の意志を持続させることに結びつ くのである。また、あきらめや絶望感というものは、正しく評価されなかったり失敗の連続により 学習されるものである。そのため、失敗の原因分析や目標の再設定が常に考えられていなくてはなら ない。さらに、集団として必要なことをあげる。チーム内での競争と対外試合での協同、団結が作ら れていなければならない。また、チーム全体としてのやる気(士気)やチームとしてのまとまり、 さらにリーダーシップの機能がうまく働いていることもあげられる。 さらに試合本番において実力が充分に発揮できるかは心理的問題に大きく影響している。それは本 人が緊張やあがり、プレッシャーをいかに克服し、さらに利用するかということである。心理的問 題には覚醒と動機づけが深く影響している。覚醒とは活動性・興奮性のことである。この覚醒と動 機づけが低過ぎずかつ高すぎない最適な水準に調整できてはじめて、最高のパフォーマンスができ るのである。覚醒と動機づけが最適な水準にあるとき、頭がはっきりして軽い緊張と興奮の中一心 不乱にプレーに集中することが可能となるのである。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 田中菜穂子 ‘98 7月6日