<<<<<<<<<<<<<<雑誌掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:水口 禮治 論文名:スポーツ適性の心理的診断スケールの開発とその妥当性の研究 雑誌名:立教大学心理学科研究年報 巻 号38 ページ:1〜9  年:1995 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>> *引用は「」でくくり、その後にページ数を明記 スポーツには、精神的側面・技術的側面・体力的側面の3要素が不可欠である。このうち、 精神的側面とはすなわち、「興味、態度、集中力、ストレス耐性、意志、意欲、気力、状 況認知力など」(1ページ)である。精神面から選手の競技の予測をすることを目的とし て、スケールの開発を行う。 R大学体育会の人を被験者とし、各人物の競技力を5段階にレベルごとに分け、なおか つ、各々が部活に適応しているレベルでも6段階に分けた。調査する因子は、「一般活動 不安」「スポーツ活動不安」「一般活動態度」「スポーツ活動態度」の4つである。結果を 見ると、男子は女子にくらべ不安が低く、態度は良好である。表彰されるほど好成績を修 めている人は、ほかの選手に比べて両方の不安スケールが非常に低く、両方の態度スケー ルは高いことがわかる。これに準じ、競技力ランクが上の者は不安が低く、逆に、競技力 ランクが下の者は両不安とも高い。態度では、適応の低いほうが態度の得点も低く、適応 の高い者は態度の得点も高い。また、部活になじんでいる人の不安は低い。一般活動不安 とスポーツ活動不安の相関関係は0.7程度で、一般活動態度とスポーツ活動態度の相関も 0.7程度である。よって、このスケールは、妥当性が高いといえる。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 9月2日/田坂 祐貴子