<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:プーニ   論文(章のタイトル)名:第5章 スポーツ競技の心理学的諸問題  第1,2節 書籍名:実践スポーツ心理 書籍編著者(もしくは共著者)名:共訳:藤田 厚 山本 斌 出版社名:不昧堂 ページ: p181〜192 年:1967 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約・要約日>>>>>>>>>>>>> > *引用は「」でくくり、その後にページ数を明記  競争場面は、教育学や心理学で人間の活動を促進する要素とみなされてきた。スポーツ においてもよりよい成績を残すために、 @ 競争的場面の刺激作用を研究し、これをトレーニングに取り入れること。 A スポーツマンの個人的特性を十分考慮した上で、その勝利への高い意欲を育成するた めに、同じレベルまたはいくらか力が優っている相手との競争に慣れること。(185 ページ) 以上のことが重要視される。スポーツ競技の数限りない諸条件は、スポーツマンの個性に 本質的な影響を与えるものである。スポーツマンの競技前のコンディションは、目前の競 技会への出場と深い結びつきをもっている。これには3つの基本的タイプがあるとされる。 第一のタイプ(戦闘準備状態)は、すべての生理学的諸過程が最も適切な水準を保ってい るものである。緊張した期待感、増大する焦燥感、軽い興奮などである。これが最も好ま しい。第2のタイプ(競技前の熱病状態)は、大脳皮質の興奮が極度に強く、それが他の 必要以外の領域に波及するために、植物性機能にも激しい変化が現れるものである。極度 の興奮、神経過敏、心理的不安定、健忘症、散漫性、原因のない焦燥感などがあげられる。 このタイプはしばしばスポーツマンの活動を破滅に追い込む。第三のタイプ(競技嫌悪状 態)は大脳皮質における制止過程が優位を占め、大きな制御防止が生じるものである。あ くびの頻発、無気力、不活発、競技参加に対する消極的態度、優れない気分、眠くなるな どである。競技に対する意思的積極性が低下するために、自分の動作の調整はできても全 活動は概して低調さを免れない。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>  藤井 香織  8月23日