<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>> 著者名:徳永 幹雄 論文(章のタイトル)名:第3章スポーツ競技の社会心理 /2 競技者/(4)パーソナリティー 書籍名:現代スポーツの社会心理 書籍編著者(もしくは共著者)名:庭木 守彦・佐久本 稔・山本 勝昭・金崎 良三 ・多々納 秀雄・橋本 公雄 出版社名:遊戯社 ページ:124〜132    年:1985 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約・要約日>>>>>>>>>>>>> *引用は「」でくくり、その後にページ数を明記 YG検査を用いてスポーツ経験の多い者と少ない者のそれぞれの性格特性を調べると、 「スポーツ経験の多い者ほど情緒が安定し、社会的適応傾向があり、外向の傾向を示す」(125 ページ)。が、このデータのみで、スポーツの影響との断定はまだ出来ない。 「スポーツ経験者だけを対象にして、その期間の長短によって比較する」(125ページ) 横断的研究では、スポーツ経験が長いほどパーソナリティーをプラスの方向に導くとの結 果と、それとは逆に、長いほど情緒不安定になるとの結果も出ている。また、これとは別 の、同じ被験者が時間の経過と共にどうなるのか調査する研究でも、目立った変化はない という結果と、何らかの変化が認められるという結果の両方が報告されている。よって、 今現在、結論づけることはできない。 競技成績とパーソナリティの関連性については、 競技成績=スポーツ技術×体力×心理的能力(精神力) (129ページ) であるが、いかなるパーソナリティ特性を持つと良い成績を残せるのかについては研究中 である。既成のパーソナリティテストでなく、スポーツに合ったテストの作成が必要であ る。 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 8月29日・ 田坂 祐貴子