ＡＳＱ（ Attributional Style Questionnaire ）とは楽観度をはかる質問紙のことで、特性診断テストと訳される。個人が良い出来事もしくは悪い出来事に遭遇した時に、それぞれの場面でどのような説明スタイルを持っているのかを調査することを目的としている。楽観主義と悲観主義とを分けるポイントとしては、永続性（Permanency : Pm）･普遍性（Pervasiveness : Pv）･個人度（Personalization : Ps）の3点が挙げられる。それぞれの尺度において、良い出来事（Good）と悪い出来事（Bad）の双方を設定するため、実際の質問紙の場面設定としては、6尺度となる。