<<<<<<<<<<<<<<書籍掲載論文用カード情報>>>>>>>>>>>>>>

著者名:栗本かおり

論文(章のタイトル)名:青年のコンピテンス尺度

書籍名:関西学院大学社会学部紀要

書籍編著者(もしくは共著者)名:

出版社名:関西学院大学社会学部研究会

ページ: 145 〜 152  

年:1997

<<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約・要約日>>>>>>>>>>>>>

>現在では、青少年の非行や不登校、いじめなどの問題は、増加傾向にある。ソーシャル

ワークの視点から、これらの問題においては加害者・被害者共に介入の対象となる。とい

うのは、ソーシャルワークが持つ独自の役割の一つに、子供や青少年の健全な自我の成長

とコンピテンスの獲得を促進することがあるからである。コンピテンスとは、環境との交

流の積み重ねの結果生じるものであり、効果的に環境と相互作用する能力と定義される。

方法としては、学生二人と筆者の三人でアイテムプール360項目(社会的知識項目12

0、共感項目120、場のコントロール項目120)を用意し、KJ法によるプール項目

の精選を行った。これは事前に各項目の内容妥当性を確保するためであり、各項目がそれ

ぞれの属する下位概念の内容を表示しているかを確認するものであり、同じような内容を

示す項目は、最適な表示をしていると思われる一項目を残してそれ以外は削除する。その

結果、社会的知識項目31項目、共感項目30項目、場のコントロール項目30項目の合

計91項目が残り、それをさらに精選するため予備調査を行う。これをコンピテンス測定

尺度予備尺度という。

<<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>>

要約者:西尾武文 要約日:10月22日