<<<<<<<<<<<<<<<<書籍用カード情報>>>>>>>>>>>>>>>> 著者名:児島 美都子 書籍名:医療ソーシャルワーカー論・増補版  出版社名:ミネルヴァ書房 年:1984 <<<<<<<<<<<<<<500字程度の要約>>>>>>>>>>>>>>>>>  地域医療体制が確立されるためには、次の4つの点が取り上げられねばならない。1つ目は、「『予防、リハビリテーションを含めた医療の場』への転換である(p155)」そのためには、リハビリ「活動を可能にする経済的裏付けの確保、人手の確保(p155)」を前提にしなければならない。 2つ目は、「病院機能の明確化と適正配置(p156)」である。多外国の例では、「患者はその病状に応じて、より高度な治療施設と専門医をもつ上級病院に次々送られる(p157)という計画性のある仕組みになっている。これは、我が国の医療体制でも取り上げられるべきだろう。3つ目は、 「救急、へき地・辺地、貧困者医療等に解決」策である。これに対しては、「不採算医療部門への公的補助の実施等によって、当面、現在の医療体制の下で可能な方法を追求してゆく(p157)べきである。4つ目は、「対人保健サービスである(p157)」これに対しては、「市町村保健婦の活動 などについて」赤字を抱えがちな多くの市町村の「財政事情を考慮した措置が国のレベルで取り上げられる必要がある(p157)」 <<<<<<<<<<<<<<要約者担当者名・要約日>>>>>>>>>>>>>>> 横井 真紀子・1998/10/2