1986年以来、立木茂雄研究室で開発を進めてきた家族システム評価尺度FACESKG(Family Adaptability and Cohesion Evaluation Scale at Kwansei Gakuin)の最新版や関連情報を提供するページです。
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FACESKGは、デイビッド・H・オルソン(David H. Olson)の円環モデル(Circumplex Model of Marital and Family Systems)に基づく家族システム評価尺度です。けれども、オルソンらのFACESシリーズの翻訳版ではありません。日本の社会や文化に適合させるために、オリジナルに項目(Original items adaptive to Japanese Families)を作成し、実証的な項目分析を経て作り上げたものです。
FACESKGの最新版(第4版)では、円環モデルが想定する「家族のきずな」および「家族のかじとり」と、家族機能度との間のカーブリニア関係をとらえることに重点をおいて項目開発を行いました。その結果、父母共通項目版(FACESKGIV-16)は阪神淡路大震災の被災者に対する大規模サンプリング調査で、世帯主による家族関係の認知と現在のストレス度および適応度との間で、念願のカーブリニア関係(きずな・かじとり)を実証しました。
FACESKGは、調査目的や、行政・非営利組織での利用については無料で使用を認めます。ただし、使用許可を以下の専用アドレスにまで願い出て下さい。
FACESKG専用メールアドレス